よく観光地の名所に国の史跡や名勝、天然記念物って書いてありますよね?
なんとなくすごいところなんだろうなーという感じはするけど、実際どういった基準で選ばれているのか気になったので調べてみました。
そもそも調べてみると史跡名勝天然記念物は文化庁に指定されている文化財の中の記念物というくくりの中にある一つなので、同じような仲間っぽいです。
それではそれぞれどんな違いがあるのか見てみます!
史跡
史跡(しせき、非常用漢字:史蹟)とは、貝塚、集落跡、城跡、古墳などの遺跡のうち歴史・学術上価値の高いものを指し、国や自治体によって指定されるものである。この語は一般には遺跡全般と同義で現在においてもその意味で使用される場合も多いが、日本においては1919年(大正8年)の史蹟名勝天然紀念物保存法以降、特に法律で指定保護されている遺跡を指すようになり、現在では狭義の「史跡」は文化財の種別の一つとして文化財保護法第109条第1項に規定されている[1]。
史跡 – Wikipedia
名勝
名勝(めいしょう)とは、日本における文化財の種類のひとつで、芸術上または観賞上価値が高い土地について、日本国および地方公共団体が指定を行ったもの。特に、文化財保護法第109条第1項において規定された、国指定の文化財の種類のひとつ。
名勝 – Wikipedia
天然記念物
天然記念物(てんねんきねんぶつ、英:Natural monument、独:Naturdenkmal、中:自然纪念物)とは、動物、植物、地質・鉱物などの自然物に関する記念物である。天然記念物に対して、人間の文化活動に関する記念物を文化記念物(人文記念物、独:Kulturdenkmal)と言う[1]。
天然記念物 – Wikipedia
なるほど。。。
要は名勝がめっちゃ綺麗な土地で、史跡が価値の高い歴史建造物の遺跡で、天然記念物が動植物含めた自然物のすごいやつみたいな感じなんですね。
文字から想像はだいたい出来たけど、改めて正式な意味を知って納得です。
ちなみにたまに頭に“特別”って付くのもありますが、文化庁が特にいいやつを選定基準に乗っ取った上で決めた特別なものみたいです。
数は意外と多く下記の通り
数 | |
史跡 | 1795 |
特別史跡 | 63 |
名勝 | 387 |
特別名勝 | 36 |
天然記念物 | 958 |
特別天然記念物 | 75 |
特別の方だけだったらなんとか制覇出来そうですが、すべて行こうと思うとなかなか難しそうです。
史跡名勝天然記念物ですが、文化庁がちゃんとHPで出していて、県別や記念物別でも一覧表があるので、参考にしてみてください。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
いろいろな場所を旅行したりして、なんとなくいいところなんだなーと思いながら名所を訪れていたのが、ちゃんと史跡名勝天然記念物の中身を理解した上で見ることが出来、少しレベルアップして観光出来る気がしませんか?笑
またいろいろなところを訪問し、日本の文化に触れる旅行してみてください!
それでは!