基本的にソロツーリングで全国周っている僕ですが、友人や知り合いに話すと「1人で楽しいの?」「寂しくないの?」と聞かれることが多々あります。
そんな疑問を持っている方や、これからソロツーリングをしようと思っているけど楽しみ方がわからない。なにを準備すればいいのか不安という方は是非読んでいってください。
さて、まずソロツーリングは楽しいのか。
A.楽しいです!
バイクを乗っているのでバイクの友人も多く、10人以上のマスツーも経験していて、もちろんそれはそれで楽しいです。
しかし、1人でゆっくり自由に走るソロツーリングはまた違った楽しみがあるので、紹介します。
▼ソロツーリングのメリット・デメリットはこちら
準備
まずはソロツーリングの準備です。
持ち物は過去にまとめたものがあるので確認してみてください。
ぶっちゃけソロツーリングなら方面と何日間にするのか決めたら自由にまわっても全然OKだと思いますが、いやいやそんなん初心者には厳しい・・・という人のためにざっくりとアドバイス。
方面
これに関しては本当に自分の行きたいところへ行けばいいと思います。
例えば世界遺産やお城巡り、史跡や名勝をまわったり、美味しいものを食べに行くのもいいと思います。
また地図アプリやWebサイトより、ツーリングマップルだと道中のスポットやルートの走りやすさなんかも書いてあるのでおすすめです。
日数
何日間でも大丈夫ですが、初心者はまずは1泊2日がおすすめ。
慣れてきたらロングにも挑戦してみてください。
距離
朝から日が暮れるくらいまで走って観光しながらゆっくりだったら約150km、大分急ぎでまわれば500kmくらいまでなら可能だと思います。
ツーリングの目安として
~200㎞ のんびり観光できる
201㎞~400km まあまあ早足でまわればなんとかなる
401km~ 朝一から一日中走り回るイメージ
バイクのスタイルや排気量にもよるかとは思いますが、こんな感じです。
ソロツーリング本番
準備で方面やある程度の日程感を決めたらやっとソロツーリング本番!
実際にソロツーリングでなにを楽しむのか。
とりあえず自由を楽しみましょう!
出発時間も休憩時間もトイレもご飯も自由。
ルートももちろん自由なので、峠道を攻めたり、海沿いを走ったり、高速道路に乗るのも勝手です。
一人なので道を間違えても迷惑をかけるわけでもないので、ゆっくり戻ったり、目的地を変更することもできます。
準備で決めたプラン通りに行かなくても変更しちゃえばいいんです!
自由気ままに誰にも気を遣わずにまったりと走れるのがソロツーリングの醍醐味です。
出会い
ソロツーリングだともちろん1人なので、地元の人や他のツーリングに来ている人に道を聞いたり、話しかけることがあります。
また1人なので話しかけられることも多くあります。
その中で途中まで一緒にツーリングをしたり、ご飯をたべたり、まれに自宅に泊めてもらうこともありました。
そういった出会いは友人と行くツーリングにはなかなか無いのでとてもいい経験になります。
宿泊
1泊以上のツーリングの場合どこに泊まればいいのか。いくつか紹介します。
キャンプ場
ソロキャンはテントなど上記のロングツーリングでの持ち物を持って行くので初心者には大変かもしれないですが、バイクでのソロキャンは最高なので是非チャレンジしてみてください。
キャンプ場は事前に予約が必要だったり、シーズンによってやっていないところもあるので下調べは必須です。
ふらっと行って入れたり、無料キャンプ場もあるので気ままに放浪ツーリングには持って来いです。
ホテル・旅館
基本的には予約必須で目的地をきちんと決めていく必要があります。
たまに予約なしで入れるところもありますが、やはり予約が無難かも。
マンガ・インターネットカフェ
コスパ最高の宿泊場所。
ちょっとした町であればだいたいあって、個室でたまにシャワーもあるので、僕も雨の日や疲れた日はよく利用します。
1泊するのにだいたい2000円もあればいけることが多いです。
ライダーハウス
ライダーの集まる宿泊施設、雑魚寝の場所が多いですが、数百円で泊まれ快適なのでおすすめ。
なによりいろいろな人がいていい出会いが多いです。基本的に予約不要なので近くにあれば是非。
番外編
上記3か所での宿泊が基本になると思うのですが、僕が経験したイレギュラーを2つ紹介します。
キャンプ用品も持たず、何も下調べもせずに1泊ツーリングを決行した時の出来事。
1つ目・・・その日はネカフェに泊まろうと思っていてそろそろ探そうかなと思ったら、半径100km圏内になく、ホテルも無かったので、どうしようもなくなり山の中にあった公園のベンチで一夜を過ごす。人より野生動物が怖かった…。
2つ目・・・温泉観光地に行ってまたもネカフェに泊まろうとしていたのですが、またまた半径60km圏内になく、ガソリンも底を尽きそうになっていて、温泉地で警察がパトロールをしていたので話しかけて事情を説明。警察が温泉地にある旅館やホテルに電話をかけまくってくれてなんとか宿泊場所を見つけてもらい宿泊。ご迷惑をお掛けしました。
このように宿泊場所難民にならないようにある程度の下調べは大事なので、気をつけてください。
ソロツーリングのリスク
もちろん楽しいばっかりではなくソロでのリスクもあるので、出来るだけ安全に帰って来られるよう考えれられるリスクは未然に対処しておきましょう。
よくあるトラブルはバイクの故障や事故、また自身の病気や怪我などです。
こういったトラブルが起きないようにバイクのメンテナンスはしっかりとして安全運転で、また自身の体調管理もしっかりとして出発してください。
それでも起きてしまうのがトラブルなので、心配な人は身内や友人に目的地や日程を伝えておき、JAFとかに加入しておくとより安心なツーリングができると思います。
また万が一事故が起きた際に備えて保険に加入しておくのもおすすめです。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
ソロツーリングでの楽しみ方から準備宿泊まで紹介させていただきました。
マスツーとは違った新しい発見や自分の経験としてもとてもいい刺激になると思うので、無理のない自分のペースで楽しんでみてはいかがでしたでしょうか。
それでは!