静岡県浜松市にあるスズキ歴史館を紹介します。
バイクや車の歴史はもちろん、車両が出来上がるまでの開発から生産の過程まで、スズキのことをとても知ることが出来ます。
B級スポットやマイナースポットへ行きたい方は是非!
アクセス
名古屋より1時間30分
浜松西ICより車で30分
スズキ歴史館へ
概要
スズキは、1909年に創業、1920年に織機メーカーとして設立して以来、「価値ある製品を」のことばのもとに、
スズキ歴史館 施設のご案内 (suzuki-rekishikan.jp)
つねにお客さまの立場に立った“ものづくり”に情熱を注いでまいりました。
そして、二輪車、四輪車、船外機などさまざまな製品を国内ほか世界各国で生産・販売する今日でも、“ものづくり”にかける情熱は変わりません。
スズキ歴史館には、時代とともに歩んできた創業以来の多くの製品と現在のクルマづくりの様子を展示しています。
スズキ歴史館は完全予約制となっているので、まずはこちらで予約します。
スズキ本社の目の前にあるのでとても分かりやすいです。
分かりやすい大きな看板もあるのでとても親切。
無料駐車場が50台あるので、停めてスズキ歴史館に向かいます。
受付で予約番号を伝えて中へ
受付前にはスズキの現在販売されている新車やレースに使われていたバイクが展示されています。
スズキの名車1982年式『GSX1100S KATANA』と2019年式『KATANA』も新旧並んで展示されていてテンション上がります。
デザインは保ちつつ進化しているんだなー。
順路通りにまずは3Fへ。
エレベーターもあるので、足が不自由だったり、ベビーカーでも安心です。
最初に現れるのはスズキの原点でもある織機のコーナー。
このサロン織機から最新の車まで、ものづくりの精神を感じ取って欲しいということです。
要所要所に説明のある短時間の動画が再生されるボタンがあるので、見ながら進むとよりスズキの歴史がわかります。
開拓の時代のエリアでは、二輪車開発物語というゾーンもあり、スズキ初の二輪車『パワーフリーE2』も展示されています。
ここからはスズキファンだけでなく、車・バイク好きな方はテンションの上がるエリア。
往年のレアな車両がずらりと並んでいて見ているだけで楽しいです。
我が家のフロンテでは、当時の住宅が再現され、ブロックから覗けるゾーンもあります。
助手席側に立つと、自分がこのフロンテのオーナーのように隣に立った姿を向かいの映像に見ることが出来ます。
スズキの最高のナナハン。当時価格385,000円。今では200万超えのレア車になります。
当時の普段使いで女性が乗りやすいということで販売された『アルト』。
今でも人気の名車です。
当時の価格で50万を切る破格の全国共通価格の47万円!現在では最安グレードで約94万。40年で倍になりました・・・。
今では入手困難な名車が並んでいてほんとに飽きないフロアです。
スズキ最高の運び屋『キャリイ』も実際に運んでいる市場のようにレイアウトされているエリアもあり楽しくなります。
そして2Fに降りて『スズキのものづくり』のフロアへ。
このフロアでは開発から生産、製品になるまでを見ることが出来ます。
企画から開発、デザインのコーナーは一緒になって座ることが出来、一緒に会議をしている気分になれます。
実物大の模型『クレイモデル』を製作している過程も見ることが出来て、他にも色やシートデザイン等、車の内外装のこだわりを感じることの出来るコーナーになっています。
次に走行テストや衝突実験、安全装置などの実際に乗るために必要なことを実験しているコーナー。
そして最後に生産コーナー。
実物大でライン生産している様子を見ることが出来、実際に工場見学しているような雰囲気を味わえます。
組立工程ごとに説明映像もあるので、どのように組付けられていくのか分かりやすいです。
最後の最後は遠州コーナー。
浜松市の航空写真が床いっぱいにあり、各スズキの工場が光っています。
地元で毎年5月に盛り上がっている『浜松まつり』も紹介されています。
また、浜松は航空自衛隊発祥の地であることから「航空自衛隊浜松基地」の活動も紹介されています。
浜松航空自衛隊を無料で見学出来る『エアーパーク』も近いので是非訪れてみてください。
詳細
住所 | 〒432-8062 静岡県浜松市南区増楽町1301 |
連絡先 | スズキ歴史館 |
TEL | 053-440-2020 |
営業時間 | 9時00分~16時30分 |
定休日 | 月曜日、年末年始、夏季休暇等 |
料金 | 無料 完全予約制 |
駐車場 | 無料 50台 |
以上、いかがでしたでしょうか。
スズキの乗りの聖地 スズキ歴史館。
無料で見られるとは思えないくらい贅沢な博物館のようなのでスズキファンではなくても感動できるスポットだと思います。
B級スポット好きな方は是非訪れてみてください。
それでは!